とびしまのお話

とびしま海道ってどんなところ?

「とびしま海道」は、広島県呉市と愛媛県今治市の岡村島を結ぶ七つの橋で構成された海道で、瀬戸内海に浮かぶ島々が庭園を渡る飛石に例えて名付けられました。

しまなみ海道ほどメジャーではありませんが、整備された道と島の風景に人気があります。ドライブやサイクリングに適しており、多島美や橋の絶景が魅力なのです!

七つの島のうちのひとつである大崎下島は、大長みかんや大長レモンの産地として知られており、果樹栽培や漁業が盛んです。また、国産レモン発祥の地でもあります。

島の東端にある御手洗地区は、江戸時代に北前船の寄港地として栄え、往時の遺構が数多く残されています。遊郭や茶屋の面影を残す「御手洗町並み保存地区」は、伝統的建造物群保存地区に指定されています。

さらに、瀬戸内海には約720の島々が点在していて、豊かな生態系を持つことで知られています。それぞれの島にはそれぞれ文化があり、人の営みの歴史が景観にあらわれているんです。

ちなみに大崎下島は、村上春樹原作の映画「ドライブ・マイ・カー」や「ももへの手紙」の舞台としても登場したんですよ!

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